*2019.9.6公開→2023.1.27更新
こんにちは、eyecoです。
先日、「やりたいこと」について書きましたが。。。
まあ、本当に、いろいろとやり散らかしていまして。。。
昨晩ずっとゴブサタしていました、帳簿と向き合ったら、浮ついていた心が完全にしぼみました笑
“休みます宣言” からの押し問答
いや、ちょっと、これは、マズいんじゃないの?
と。
そりゃーそうです。
だって、もう、先月はほぼ気持ちのままに、”休みます宣言”。
おとなしく家に閉じこもっているわけでもなく、暑い、ダレる、と言いながら、あっちこっちに出かけていっては、散財するという夏でしたから。。。!
帳簿管理するワタシは、散財するわたしにゴツゴツあれこれお説教してサイフを取り上げたいけど、クリエイティブを追いかける以上、いろいろインプットする必要もある、いやいや大事だからね、栄養をとって種をまいたり他の畑を見に行くことも大事なことだからね、先行投資大事だからね、と言い張ってサイフを渡さない。
ワタシとわたし、1人の人間。天秤のように比重を変えながらバランスをとり合おうとするのだけれど、時々ガクーッと大きく傾くのですねー。
些細な「満足!」を積み上げてモチベキープ
思考力やアイデアもたくさん必要になるので、自分の中にあるものだけでは絶対ムリで、常にアンテナを張って新しい風を取り込んでいきたいというのはブレない部分ではあるけれど、ない袖は振れない状況になっては、元も子もなく、夢も見れやしない。
しかし、どんな些細なことだって、自分が「やりたい!」と思ったことができると、満たされた気持ちになる。この感覚ってとっても大事だと思うのです。
あこがれや理想も「やりたい!」にひっくるめて書き出す
どんなに忙しいときでも、余裕がなかろうが、「やりたいこと」は折々で頭に浮かびますよね。それを、思いついた時にメモしておくんです。日々の生活の中でわいてくるこまごました「やりたい」から、「こうだったらいいな」という理想やあこがれまで、全部ひっくるめてまずは書き出しちゃいましょう。
「やりたい!」を「松・竹・梅」の3段階にブレイクダウン
可能性ではなく、気持ちを基準にする
理想やあこがれを書くときは、「やれるかどうか=実現できるか」ということは考えないことが重要です。「やることができるか」という可能性を考えて書いては意味がない。「やれるかどうか」ではなく、「やりたいかどうか」という基準で書き出していくんです。
「〜する!」と行動を言語化する
例えば、わたしは「やりたいこと」の1つに「クリームティーする!」というのを書いたのですが、一番の理想はこれです。
これは、もう、理想中の理想です笑
もちろん、本気で叶えようと思えば、飛行機往復チケット取って、予定をねじ込むこともできるかもしれませんが、ちょっとここでもう一歩進めて、「イギリスで本場のクリームティーをする」の文章をながめてもうひと思考します。
分けた要素をそれぞれ「行動」にして書き直す
「イギリスで本場のクリームティーをする」という理想(やりたいこと!)が出たところで、この要素を2つに分けてみます。
- イギリスで→イギリスに行く
- 本場のクリームティーをする
そこから、自問自答します。さて、今、わたしがやりたいのはどっち?
もしどっちかを選ぶとしたら、どっちを優先する?
今、わたしがやりたいのは・・・
「イギリスにいくことか?」それとも「本場クリームティーか?」と。
そこで、最初に書いた「イギリスで本場のクリームティーをする」を、「最上級のやりたい!」=松、にすえ、今ブレイクダウンして分けたものを竹=「本場のクリームティーをする」=にすえます。こんなふうに。
★松★イギリスで本場のクリームティーをする
★竹★都内で本場のクリームティーをする
イギリスで、ができたら最上級(松竹梅でいえば松)ですが、例えば都内近郊で、本場のクリームティーができる場所はないかな、とチェックすると、結構あるのです。そこで、私は、7月にこちらにお邪魔してきました。大満足!しかし、そこで新たにまた、新しい「やりたいこと」ができてしまう。
できる範囲というボーダーを引いて用意する「梅」
「梅」は手が届きやすい日常線の延長に
しかし、これも行きたいからって、おいそれと何度も行けるところではなく。ごほうび感高めな竹クラスです。でもまたしばらくすると、うずうずと思うのですね、「ああ、美味しいお茶が飲みたい!非日常空間で美味しいお茶が飲みたい!」と。
そうなったときに、また、問います。松でも竹でもなく、日常の延長線上で気軽にできる「梅」を作るのです。
「非日常空間で美味しいお茶が飲みたい!」
- 美味しいお茶を飲む
- 非日常空間(家ではないどこか)へ行く
そこから、同じように、自問自答します。さて、今、わたしがやりたいのはどっち?
もしどっちかを選ぶとしたら、どっちを優先する?
今、わたしがやりたいのは・・・
「美味しいお茶を飲むことか?」それとも「非日常空間へ行くことか?」と。
抑える方向で決着をつけない
だいたいそうすると、「家で美味しいお茶を飲む」に落ち着くことが多いですが、注意点は「我慢する」という感覚が強くなっていないかということです。
「まあいいか、仕方ない」というように、抑える(引っ込める)方向で自分の「やりたい!」に決着をつけていくことが癖になると、どんどん小さく小さく、消極的なほうに進んでしまいます。
それは、簡素の美である「足るを知る」というものと、根本から違います。シンプル、ムダなく、削ぎ落として、という信念に沿ったポジティブな思考や行動とは全然違う。ただの「できないんだもん、しょうがないじゃん」という嘆きの詰まった諦めからの「まあいいか」の落としどころは負のループをつくるので、意識と視点を変えていく。
我慢と感じない場づくりが肝心
だから、「家で美味しいお茶を飲む」を選択しても、「本当はカフェに行きたいけど、今月ピンチだから我慢しなきゃ、仕方ない」という消化不良な気持ちになっちゃったときは、
- 美味しいお茶を水筒に入れて、公園に散歩しに行きがてら飲む
- ちょっとベランダに椅子出して飲む
などなど、できる範囲で、「我慢」にならない場づくりをしてみるのもいいと思いますよ!
ちびちびでも「満足!」を実行! 蓄えがバネになる
いつかの夢を引き寄せるにも、日常の中で、”理想のカケラ”をできるだけブレイクダウンしながら、今の状況や気持ちに沿ったかたちで実行していくと、気持ちも落ち着くし、笑顔も増えます。その笑顔が、まわりにも伝播して、いいサイクルになる。ただ、忙しく、余裕のない、キリキリした状況から抜けるきっかけになる。そんなふうに思います。
「梅を10回続けた先に、竹があるとか、竹を1回やっておっきく満足したから、しばらくは梅でいこう」とか、自分と相談しながらやっていくのも楽しいものです^^
そんなふうにしているうちに、自分が本当に好きなものとか、やりたいこととか、方向性とかが自然と見つかったり、引っ張られたりして、新しい扉が開いたりもしますから。
そんなふうな笑顔習慣、日々の暮らしに、ぜひ^^