【本気を引き出すフクフク手帳ワーク】真夏の席・おさらい編②
こんにちは、eyecoです。
真夏の席からもうすぐ2週間。そしてまもなく”満ちる!” 満月が近づいてきますが、皆さん、ノートや手帳の汚れ具合、いかがでしょう?
手帳やノートは書いてなんぼ、汚してなんぼなので、頭のなかにあることはどんどん書いて、文字にして、眺めちゃいましょう! そこから得た気づきや発見って、結構大きいものですよね。
まとめようとしなくていい
思うこと、やりたいこと、もやもや、悩み、タスク、脳内をぐるぐると回るあれこれをいざ書こうとするときに、「整理しなきゃ!」と思うと書けなくなるもの。
「ノートや手帳はきれいに書く!」の優先順位が高くてそこは譲れないという方もいると思うのですが、この書き出しの目的は脳内整理なので、思いっきり汚しちゃいます。縦横無尽にどんどんと。

「頭の中は別のヒト」作戦で書き出す
自分と思うと気恥ずかしかったり、ついためらっちゃったりしてなかなか文字化できない、という場合。解決法の一つとして、「頭の中の声は別のヒト」ととらえ、”聞き取り調査(インタビュー)” するテイでやってみるとうまくいったりします。
『私のノート、手帳術』でもたっぷりご紹介した、中山庸子さんの ”自分Q&A” 。インタビューという第三者目線で問いかけていくことで、自分を客観視しながら文字化できるという楽しさがあります。

人と話すときはどこか自分の見せ方を意識して言葉を選んでいく傾向があるので、感情に引っ張られすぎず、冷静に記録していくことができるというメリットも。
ネガティブは書いちゃダメ?
脳内整理、頭の中をアツアツとってだしするときは、取捨選択せずに、ずるっと引っ張り出しちゃったほうがいいです。
確かに、「ネガティブなことは残さないほうがいい」というのも一理ですが、自分を知るためには、自分自身が何に対してどう考えたり、思ったりしているのか、ということを理解する必要がありますよね。
人から見れば、些細なこと、たかがこれっぽっちのタスク、だとしても、当事者になれば楽観的に捉えることはできない、ということはわんさかあるわけで。それを受け止めずに、見ないように流しちゃう、そうすれば「ポジティブになれる」ということではないです。
ポジティブって、ネガティブを受け止め、理解しないと身につかないスキルでもあったりするから。「もともと楽天的で楽観主義」なんて言う人は、本当の意味で、ドン底経験がないか、逃げ上手なだけ、ということもあると思いますよ。
打たれ強い人、ピンチをチャンスに変えてやる、とか逆境に燃える。それは、楽観的ではなくて、自己信頼感と覚悟があるということ。失敗しても、冷静に受け止めて、分析して、前進する。
つまり、ネガティブを真正面から見て、フラットに考察するチカラ、これが肝です。肝を据えて人事を尽くせば達成率は上がります。数打てば当たる、よろしくまずは打数を多くする。みんなそうやって、地道に積み重ねているんですよね。

なので、とにかく一旦、わーっと全部書いてから、整理する。段階を踏むと、書きやすくなってくるはずです。そしてそれを繰り返すうちに、だんだんと、”下書き的な書き散らかし” をしなくても、脳内フィルターが正常に作動して必要なことだけを抽出し、文字化できるようになります。
脳内フィルターのスイッチも、最初からONにしちゃうと、本音を引きずり出せなくなっちゃうから、脳内文字シャワーをひたすら書き出していく行為をときどきやると脳と手が連動しやすくなって、スルッと出やすくなるからオススメです^^