こんにちは、eyecoです。
好きを集める、好きコレクション
例えば、コラージュ。
わたしのフクフクワークでは、2月に行う「冬の席」で、参加者の皆さんと一緒にヴィジョンマップを作りますが、このヴィジョンマップの原点は ”好き” です。
無自覚に、自分の中に眠る、”これ良いなあ!” が、写真や絵などのヴィジュアルからスルッと引き出しやすくなるんですよね。それを集めてノートなどにぎっしり貼っていくと、全部自分がワクワクする、”これ良いなあ!” で埋め尽くされる世界のできあがりです。
コラージュは視覚的アプローチ満載で
コラージュは、見た瞬間に心がはずむような感覚や余韻に浸れるヴィジュアルを中心に集めていくのがおすすめです。視覚的アプローチ満載な好きコレクション。これはわたしの見解になるけど、数秘術の観点から読むと、【2】や【11】の方は特にフィットするんじゃないかな。あと、【6】の方もいい。モヤっとした時、気持ちや考えが迷子になりかけた時に、立ち戻るセーフティネットのようなイメージで、”好き” を集めたコレクションを持っておくのもいいですね。
「良かったこと」より「好き」を高めるほうに注力
一時期わたしもやってきました、「良かったこと」の書き出し。
1日、あるいは1週間など、特定の期間中に発生した「良かった!」ことを書く習慣をつけ、ポジティブにフォーカスして達成感や充足感を積み上げていき、肯定力をつけていく方法。確かに、これも良いんですよ。ものの見方、視点を「良い方(ブライトサイド)」にもっていくことが根づけば、鬼に金棒かもしれない。
ただ、これってなかなかしんどかったりもするんですよね。。。!!
いいなあ、を言葉に変えるのって、ちょっと労力がいるんですよ。
そもそも「良かったこと」をあえて書き出す、という動機は、現状が良い状態ではなくて、そこから脱したいという思いからだったりするので、心身ともに疲弊している時なんかはもう、「良いこと?はあ?」みたいなやさぐれ有刺鉄線でバリケードはってる状態なので、”脱したい” という感覚すらなかったりします、ハイ。
そういう状況だと、自分の中、内側から明るいことを出そうとしてもむずかしいし、まわりを見渡したところでダークフィルターが外れないから、”良いこと”を拾えない、というか、もう何が ”良いこと” にあたるのかがわからないんですよ。「災い転じて福となす」というワードも皮肉にしか感じなければ、「七転び八起き」の転換もきかないからズルズルの悪循環。
なので、そういう時は、自分の内側や視点じゃなくて、よそからひょいと持ってくる。何気なく目にした写真とか、コンビニのお菓子の陳列棚に並んだパッケージでもいいんですが、「あ、いいかも」というちょっと明るい方向に心が動いたものを手に取り、紙面に貼り(立体のものは写真にして貼るとヨシ)、ぎゅうぎゅうに集合させてみてください。そこで、自分が、どう感じるか。
「いいかも」→「好き」が詰まった世界は、良いことを探し歩くよりも案外かんたんに、有刺鉄線が外れるかもしれません。「好き」は、世界をやさしく、丸く包んでくれますから。