*2019.5.11公開→2021.4.29更新
こんにちは、eyecoです。
きょうも手帳のお話を。
このところ「不安」についての相談をよく受けるので、ブログのはたきがけをしつつ加筆・修正しながら更新をかけています。
こうすることで、わたし自身も自覚していなかったモヤモヤもスーッと消えていったり、しばし忘れたりすることができるんだから、「書くこと」は欠かせないなと感じます。
特に、自分の文字で見ると、なおさらですよ!
ダメ度高めでも見守ってくれる相棒
普段は、あれこれ記録して整理しているのに、わりととっちらかりやすいという両局面をもつわたしの手帳。毎日どこかになにかを書いてはいて、なんでもノートと手帳が二本柱なのは間違いないのですが、超過密スケジュールでバタバタすると、当然 ”きっちり” は書けない。精神的にも追い込まれると、乱れに乱れ、こんな状況になる、ということは昨日お話ししました。
こういうページばかり紹介していくと、ダメダメな空気が充満してきそうで悩ましいですが、手帳やノートはこんなダメ度高めなときのわたしも丸ごと受け止め、見捨てないので、本当に頼りになります。
不安なときこそ、手帳は、その威力を発揮する
そんなふうに感じたのは、2018年の初夏、初めてのクライアントさんとお仕事をしたときのこと。初めての長期出張でキッチリ期待に応える結果を出す仕事をしなくてはいけないという緊張とプレッシャー。取材場所の規模も、内容もわたしこれまでしてきたものとは全く違う世界で、行動を間違えれば、取り返しがつかないという一発勝負の連続。
なかでも、一番のキモは場所取りで、ここをミスると仕事にならなくなってしまう。
ただ、ベスポジはみんな狙っているものだし、場慣れした猛者たちが大勢いるなかでほんとうにできるのか。運もあるし、狙ったところがあっさり埋まっていたらどうしたらいいんだ、と真夜中まで悶々。そんなときに、思わず書きました、これ。
とにかく「できる!!」の先取りに集中する
いいイメージをなるべく詳細に、具体的にして、目に焼き付けるように手帳に書く。もう、「できる!!」の先取りです。力強く先取り。
とにかく、できるんだ、できるできるできると書く。書きながら、イメージを固める、その繰り返しです。
そして、最大の難所を見事にクリア! 上の写真、赤字部分が翌日のレビューですが、ほんとうにイメージした通り(それ以上に!)すんなりとスムーズに場所取りに成功、無事にお役目を果たせてホッとしました。ほんとうに怖かったけれど、「できるーーー!!」と自分自身に暗示をかける勢いでイメトレしただけあって、落ち着いて行動できたことがとても良かったです。
まとめ:不安は「できる!!」の念で散らしちゃう
実は、この「できるできる!」という声かけも、別の取材でヒントをいただいていました。ワークライフスタイリストであり、女性起業家の宮本佳実さん。
宮本さんには、これまでに2度、インタビューでお目にかかり、お話しを伺いました。特に「不安」な気持ちに対しての対処法などは、とてものびやかな持論をお持ちで、聞いていてわたしも、ハッとしたことがたくさんありました。その中のひとつが、この「できるできる!」です。
宮本さん曰く、「できる!」は魔法の言葉。
宮本さんは、ご自身が迷ったときはもちろん、誰かから相談されたときも、「できるできる」と軽やかに背中を押すそうです。
取材でも、「他人にも『できる』と言える人は、すでに理想をかなえている人。それを先取りするために、自分や誰かの夢に『できるよ』と言う。どんな夢や理想も否定しない」と教えてくれました。「『できる』は理想をかなえる魔法の言葉ですよ(笑)」と。
そんな宮本さんの笑顔と、軽やかさと、「できる!!」を思い出し、翌日のミッションもこんなかんじでとにかく書いて。
おかげで、頑張れた1週間!
初めてだらけの経験でしたが、なんとか、やれることはやってきて、ありがたいことに次につながるチャンスもいただいた思い出深いお仕事です。
ここからさらに2年経った現在。今年も引き続き、手帳に念を送りながら「できる!!」という言葉を大事にかみしめていきたいな。
自分を信じて進むこと、それが、手帳とノートでちゃんとできるようになった。大きな収穫です。