わんこ養生【脾】のトラブル:下痢からの腸炎①
こんにちは、eyecoです。
秋です。下痢の季節です。。。
昨年に続き、今年も、ウディのお腹に「秋の知らせ」がやってきました。
わんこも「脾と胃」に来る秋です
どうも【脾】が弱い様子のウディ。
先月は上から(胃)、今月は下から(腸)といそがしい。


ウディを飼い始めて数年は、毎日専用のスケジュール帳やノートに時間軸で細かくどんな様子か書き留めていたけれど、子犬期を過ぎ、すくすくと過ごしている青年期はすっかり記録もしなくなっていました。

漢方の勉強をしていますが、わんこも人間と同じように季節の影響も受けるようですね。
もちろん、年齢もありますが。
脾が弱ってくると
季節の変わり目になると
体調を崩しやすい脾は湿度や気温の影響を受けやすい性質があります。脾の働きが弱っていると季節の変化についていけず、風邪やめまい、下痢、ニキビなどさまざまな不調に悩まされることになります。
下痢、軟便、消化不良など
消化不良系のトラブルに日々、飲食物の消化吸収を繰り返す脾がうまく働かなくなると、当然ながら消化器系に問題が生じます。下痢や軟便など便通がすっきりせず、また腹痛になることも。
『五臓をのぞき、活かす 肝/心/脾/肺/腎 みんなの臓活』尹 生花・著 /ワニブックス
気づきを手帳に走り書き
2年前の2月だったか、寒い雪の日の翌日に激しい下痢症状に見舞われ、様子を見たりなんだりしてて、ズルズル1週間くらい治るのにかかってしまい、そこからウディの体調や様子に変化があったときは、わたしが普段使っている手帳に走り書きするように。
今回は、昨晩の夕方のうんちが軟便だったのと、ちょうど去年の同じ時期に下痢が勃発していたので、これはまた来るかなと思ったら案の定。去年の手帳を見返したら、条件も状況も状態も酷似していました。
下痢のときは腸を休ませる
去年の場合、発症〜3日間は、自宅で様子見。食事はドライフードを少なめに、カリカリのまま与え、散歩も普通に行っていました。以前、先生より、下痢の時に水分量を多めにすると、そのまま出てきちゃうよ、と指摘があったことからふやかさずにドライフードであげました。
- 下痢の時の食事は、しばらく半量〜6、7割に。
- 下痢中は散歩に行かない。理由は、運動すると腸が刺激されるから(腸が落ち着くまで休ませてあげる)。
しぶり便が続くと悪化するので注意
実は今回の下痢は、去年とは違い、病院で薬をもらってもすぐに下して流れちゃって効かない、という状況になりました。

最初は症状が似ていたので、ちょっと油断していました。だけど、上のリンク記事にも書いたように、なかなか下痢が止まらず、しぶり便が続いて腸壁も剥がれて(うんちと一緒に出るゼリー状のもの)、血も混ざるようになり、病院で再診を受けたら、腸炎を発症していました。
ちなみに、しぶり便とは、うんちが出なくても出そうとするポーズをして、便が出切らない状態のこと。そうするうちに、白い粘膜のような液体が出てきちゃう場合は、腸壁が剥がれてくる(血が混ざることもあります)ので、お医者さんいわく、早急に下痢を止める必要があるそうです。