ととのえミドル

春ごはんで食養生!からだとこころ、安定はかろうアサリ

こんにちは、eyecoです。

春の養生。もう初夏になろうとしていますが、2月あたりからゆるっと時々意識して、ウディともども摂るようになったのが、アサリです。

「わんこ薬膳」でおなじみ、わたしもちょこちょこ聴講しているパウプラス・柴田千恵さん(国際中医薬剤管理士・ペット薬膳管理士)のレッスンで、「わんこの食養生にアサリ」ということも習ってから、トッピングにとり入れてみることにしました。

わんこには身ではなく「汁」がおすすめ

身を食べてはいけないというわけではないようですが、貝は消化が悪いもの。消化器官の大きさなども人間と一緒ではないですし、体質や体調によって必ずしも良いというものでもないので、注意しつつ与えたいです。

これはアサリに限った話ではないですが。。。なんでもそうですね

砂抜きして、よく洗ったアサリとたっぷりの水を鍋に入れてグラグラ煮出した煮汁だけをわんこにあげます。塩水で砂抜きしたものだし、海の食べ物なので塩分が気になるからよく洗いつつ、わたしは、茹でる水分量をかなり多めにして煮出しました。

ウディ(ヨークシャーテリア / 7歳 / 体重2.6kg程度)で、大さじ1杯弱程度。最初はこれに倍量の水を加えてドライフードに入れて与えました。

ウディ、ペロリです。

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春のアサリで食養生しよう

体内の熱を取り、水分の排出を促すアサリは、疲労回復や胃腸の働きをよくしてくれる作用があります。春にたかぶりやすい「肝」を安定させ、血を補ってイライラ解消にも効果を発揮するので、積極的にとって損はない食材。

興奮しやすいわんこ(肝がたかぶりやすい)、熱をもちやすいわんこ(胃熱がある、床なめやよだれひどい、涙・涙やけ、ジュクジュク湿疹、痰が出る等)は、水分排出や体内の熱を冷ますアサリが良い働きをしてくれると思います。

冬〜春にかけて、薄めたアサリ汁をいつものごはんにプラスしてあげるのもいいですよ。

アサリの砂抜きをしてアサリ汁を作ろう

①ボウルに塩水(200mlに塩小さじ1杯程度)を作り、軽く水洗いしたアサリを入れる。アサリがひたひたになる程度の水分量でOK!(※水に沈ませすぎると砂を吐きにくい)

②暗くて静かな場所に30分〜半日程度置く。新聞紙を被せ、少し隙間を開けるといい(※密閉すると息ができないから注意)

③茹でる直前に、よく水洗いする。十分に汚れと塩水を落としたら、鍋に新しい水とアサリを入れて煮る。

④貝の口が開いたら完成!

アイスキューブ型に流して冷凍保存できる

煮出したアサリ汁はアイスキューブ型に流して冷凍保存すると、必要な時に1個ずつ解凍できて便利と聞き、わたしも残り汁は冷凍しました。アサリは五臓に働きかける食材で、人間の食養生にも当然よいもの。キューブ状に冷凍したアサリ汁を味噌汁に使ったり、身もモリモリいただきたいです。

アサリは殻ごと冷凍保存も可能なので、ストックしておくのもいいですね。

小松菜と合わせて「血」を増やす

カルシウム豊富な小松菜は、春に最適な「やさしく血を増やす」食材でもあります。春の食養生のキーワード「青野菜(葉野菜など緑色の野菜)」と組み合わせて、軽やかで、のびやかな精神安定(春は昂りやすいからね。。。)をはかるのもおすすめ。

わんこにあげる時は、小松菜は必ず別茹でで。十分水にさらし、茹でたものを細かく刻んであげてくださいね。(写真はウディ用ではなく、わたしのごはんです笑)
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