こんにちは、eyecoです。
先日の【本気を引き出すフクフク手帳ワーク】下半期の流れを作る!① の続きです。
振り返る、きっちりレビューする
本当にこれに尽きるんですけど、レビューです、レビュー!
レビューしてください、レビューを。
ここでも書いた通り、振り返りを1日単位にするだけだど、長期的に見る力が育ちにくい。1週間、3カ月、1年と「節目」を作って振り返りをする習慣をつけていくことで、目先のものをなんとかすることだけにとらわれず、それを超えた先を見据えた思考や行動ができるようになっていきます。
レビューはビジョンやゴールを具現化するためのもの
「今日はいい一日だった」、「今日はいまいちだったな」。こうやって振り返ることも、レビューです。日記の延長線上のレビューでは、感情の吐露なんかも入ってくるかもしれません。デイリー振り返りであればいいですが、そもそもレビューする理由は、「今を見ながら今とは違う景色を見る」ためのものです。
違う場所、というのは物理的に引っ越しをするとか、自分自身が違う人間に変身するようなわかりやすい変化ではなくて(希望であればそれでももちろん構いませんが)、「今と変えたいこと/もの/状態」を実現するという意味です。
*悩みやすくてモヤっとすることが多い
→そういう状態、思考をポジティブに変えられる人に
*ジリ貧で辛い、この先やっていけるか心配
→自立してしっかり稼げる人に
*ストレス過多、体調不良をなんとかしたい
→ストレスフリーで健やかに生きられる人生
*独立して店を始めたい
→地域住民対象でお子様連れでも気軽に利用できるサロンを開業
こんなふうに、今見ている景色と、違う場所の景色を書いてみて、そのふたつに橋をかける(ブリッジ)のがレビューなんです。つまり、振り返ることで、橋を頑丈にする。穴があいたり、途切れたりしているところを補強して、ちゃんと渡れるようにするのがレビューする目的。これをふまえて、節目ごとに振り返っていきます。
「達成した!」「できなかった!」も理由が肝
目標を掲げたら、それがどうだったかというチェックもしっかりします。そう、しっかりです、しっかり。目を逸らさず、感情排除で、まずは淡々とやりましょう、淡々と。
そこから、それぞれ理由を考えてみます。
できた理由、どうしてできたか?
できなかった理由、なぜできなかったか?
「できた理由」からは、「どうすればできるか」のヒントが可視化される。自分が達成したことで自信も加わるから、このヒントは自分にとって揺るがないものになります。自分を動かすエネルギーや潤滑油として蓄積されるんです。「できた」の理由を自分の中にしっかり落とし込むことで得られるものって多いです。
「できない理由」からは、「本当に今必要なのか」という要不要の問い直しをしながらふるいにかける作業をします。決して「できなかった自分」を責めたり、ダメ出しをしながら精神的ダメージを与える方向にならないよう注意が必要です。そのためにも、「感情排除で淡々とやる!」を心がけてみてくださいね。
まとめ:「どうすればできるか?」という思考回路が開くようになる
レビューで足取りを確認しながら橋を補強していくと、自分のクセや状態がわかるようになります。目標と書くと仰々しいかもしれませんが、目標は「すこやかな毎日を送る」ことでもいいわけです。ただ、書きっぱなしはダメです。書いたものをながめているだけでは、奇跡は起こりません。行動してナンボです。行動しなければ、奇跡のカケラだって見つけられませんから。
「自分を動かすのは自分なんだ!」という自覚を持つこと。自分にチャンスを与えて、実践して、失敗したら原因を考えて、リトライするか、ちょっと休んで別の方法を試してみる。目標は「どうすればできるか?」の実践を繰り返した先に到達できるんですよね。
大きなことも、ささいなことも、それは同じこと。
気づきを可視化しながら、「どうすればできるか?」の思考回路がパカッと開いて回るようになっていけば、自分でも驚くくらい強くなる。そして、「思い通り!」もギュンギュン加速しますよ、ギュンギュンね!笑
★「理由」が大事なのはお片付けノートもなんですよねー! この整理術で【理由】を考える力がつくのでおすすめですよ!