「面倒」の視点を変えた、わたしの買い物帖
*2020.5.8公開→2021.8.29更新
こんにちは、eyecoです。
あれよあれよという間に、数カ月分パイルアップしていた家計簿とにらめっこする時間に。
ふと見つけたこのノート! そうだ、そうだ、今年もこれを作っていこうと掘り起こしつつ、記録も再掲します!
以下は、当時の記録のままに^^
2020年春、買い物帖を作った話
こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。
今日は、ちょっと家計の話を。
このブログでも、家計管理や手書き家計簿の記事をちょこちょこと上げていて、目的によってフォーカスする部分を変えています。
バケツカウントすぎてまとまらない
わたしはそもそも、数字とか計算が苦手すぎて、数字が並ぶだけで軽いパニックを起こしそうになるくらい仲良くなれないものでした。計算機使っているのに計算ミスはザラだし、どんぶりというよりバケツカウントというくらい大雑把すぎてまとまらないことばかり。
これではまずいと思った最初のきっかけ、それはもう、自分で請求書を切る仕事をし始めてからです。ただこれも、一定のルールがあるし、ある程度計算しなくても決まってくるものでもあったので、「こういうもんかな」というかんじでこなす。。。。そう、”こなして” きました。あとは、迷ったり、わからないことは、すぐ隣に答えてくれる人がいたというのも大きい笑 数字はホントに、人任せな部分、たくさんありました。
要は、
”わからなくてもわからないことを気に留めずにのんきに暮らせていた”
ということです。こう書くと、なんだかいいご身分のようだ。。。汗 いや、でも、そうだったんだろうな。自分でやらなくても誰かがやってくれる。そういう状況を ”当たり前” と思い、そこにどっぷりと甘えていたから、落ちるはずがないと思っていた橋ゲタがズドンと落ちたときに真っ白になっちゃったわけだから。。。汗
いやでもなんでも、ひとりになっちゃったらもう、頼れるのは自分だけ。
できることは自分でちゃんとやる、応援を頼むにしても、漠然とじゃダメだ。どこまでが「できる」でどこからが「できない」のか、パニックじゃなくて、ちゃんと、冷静に見極めていくことをしないと、わたしはこの状況から脱することはできない。
そんなふうに思って、片付けから始まり、続けて手をつけたのが、家計管理でした(前置き長い。。。!!)2016年の秋ぐらいからだったと思います。
年間で何をどのくらい買ったのかをまとめてみた
繰り返し買うものの回数と金額に注目
それまで、 仕事用に帳簿をつける習慣はできていても、家計まではあまり気が回っていなかった。それが、わたしの暮らしが大きく変わる転機で、偶然にも家計管理を中心としたお金ネタがたくさん詰まった仕事が集中的に舞い込んできて、ありがたく勉強させていただきながら実践するという機会をがっちりと得たことがとても大きかったです。
以来、丸3年間、日々の支出を計上し、月間支出を出すということにようやく慣れた昨年末に、そろそろ家計にも ”予算” の視点を取り入れる頃かなと思って、こういうものを作ってみました。
1年を通じて「必ず繰り返し買っているもの」をピックアップし、回数と金額を記入すると、トータルで年間いくらかけているかという「総額」がわかります。
これを確認することで、同じ買うならもっとスマートに買おうという意識が生まれます。例えば、
●購入時期
●購入場所
●購入個数
この辺りが見えると、衝動買いや突然のセールに惑わされることが少なくなり、計画的なお買い物を遂行しようという働きかけが、自分の中に芽生えてきます。
その上で、自分を誘導。
●いま買わなくても、この時期にセールやりそうだから来月にしよう
→予想を立てることで、余計な支出を抑えられる。
●ここで1つ買うよりもあっちでまとめ買いしたほうがいい
→目先の得より、先々を考えて賢い支出を選択。
●年間使用量はこのぐらいだからこれだけあれば十分
→買いすぎ抑止になり、安心もできる。
自分の買い物傾向や必需品があぶり出されて整理整頓につながる
正直、家計簿からわざわざ書き写しながらこういうふうに表を作るのはとても面倒だったのですが。。。笑、「面倒だなー」なんて思いながらちまちまと書き出していくうちに、自分の買い物傾向や必需品があぶり出されてきて、結果、とてもいい整理整頓になりました! やっぱり、手を使って書くことで、深く刻まれていきます。時間をかけて、体を使ってやる分、思いも一緒に入ってくるんですよね。
書き終えて生まれた安心感
書き終えて、安心も生まれました。
「いま買わなくても大丈夫」
「これ、なくても大丈夫」
「これだけあれば、問題ない」
緊急事態宣言の前に、こういう整理をしていたこともあって、「人との接触8割減」とか、買い物するにも不便や不都合が出始めた頃から、 スーパーなどでのちょこちょこ買いをスッパリ止め、「日用品と食品は週1回の買い物」と決めました。
文字どおり、きょうは書き散らかし!
とりとめなくなってきちゃいましたが、最近は買い物回数も減ったことで、家計はより”見える化” が進み、数字と向き合う時間を減らせたのもうれしい効果です。
インスタのほうで、週1の買い物についてコメントをいただいたことで、わたし自身も自分の行動の変化などを考察してみたく、本日のブログは久しぶりに数字ネタにしてみました。このノートは、わたしの「買い物帖」。育てていきたいと思っています。