月末の振り返り方法|ズボラOKとPDCA型、2つのやり方
1カ月が終わります。今こそ、「1カ月の振り返り」のタイミング!
本記事では、1カ月を「GOOD・課題・バトン」と3つに振り分けるだけのシンプルな方法と、もう一段踏み込んでPDCAを回すスタイルのレビューを紹介します。
書くメリット|忘れるために書く、という考え方
誰でもきっとあると思います。
毎日やることをササッと書き出すこと。そして、メモを見ながら実行していくこと。
そのメモは済んだら捨てます。捨てたら忘れる。
基本はそれでいいんですよね。だって、人間は忘れる生き物です。細かいことまで全部いちいち覚えていたら脳がパンクするし、気が休まりません。何より、新しいことも入ってこない。
脳も風通し良くしておかないと心身への負荷だって重くのしかかります。
矛盾しているようでいて、違うのが、メモを取るのは忘れるために書く、ということです。
これは私自身がすごく意識して取り組んでいます。「書いたら忘れる」。
でも、どこに書いたかは覚えておいて、見たら思い出せるようにするんです。これがいちばん負荷が少ない方法です。終了後のタスクなども手帳やノートに「書き溜めておく」と思わぬ効果を発揮します。

書き溜めた効果のお話は、別記事にまとめています↓

書き出すこと。それも、淡々と日々のタスクでもなんでもまずは書き出していくこと。継続とちょっとした意識の向け方でちょっとずつ、現実が変わっていくんですよね。単純に文字を書いているだけという行為は、マインドフルネスともいえますし、思考整理で書くことは集中力を高めたり達成力を引き上げる働きにつながります。特別なことを書かなくていい、まずはこんなふうに1カ月間の振り返りから始めるのでもいいです。
「GOOD・課題・バトン」でざっくり振り返り
私は、節目でいろいろな振り返りを行なっています。
いちばんざっくりシンプルなのが、この「GOOD・課題・バトン」で振り返るパターンです。
- ペンで書く習慣ゼロでもすぐできる!
- 目標も計画もナシでも書ける!
- 整理はざっくり最小限でいいからラク!
「3分割で振り返り!」のやり方

- ノートの上部に月と、記入日を書きます。
- ノートを3分割し、左から、「GOOD・課題・バトン」と書きます。
- GOOD(良かったこと):成し得たこと、充足感が湧いた行動など。良かった!うれしい!と思えた事柄を記入
- 課題:残念だったこと、やり残しやうまくいかなかったこと、心残りなどを記入
- バトン:翌月に繰り越したいこと。課題の解決や、GOODをさらに発展させたいことなども書き出す

バトンは反省の続きだけではなく、うまくいった流れを次に繋げるための行動も含めて
B6か、A5ノート1枚分がちょうどいいサイズ! たくさん書きたい人はページ数を増やすなり、判型を大きくしてもいいですが、あまり張り切ると続きません。
この方法はあくまで時短でサクッと負荷を最小限に書くのが続くコツです。
慣れないうちは「下書き」で自由に書き出す
振り返り習慣がない、ペンで書き出しに慣れていないという人は、「GOOD・課題・バトン」の3分割を考える前に、1枚捨て紙(コピー用紙などなんでも)を用意して、「今月あったこと」を順不同でいいので、全部書き出してみてください。
「どう思ったか?」ではなく「何をしたか?」という事柄に視点を向けて、行動記録を書きます。

行動記録の書き方はこちらの記事を参考に!

PDCAを回したいときは!「マンスリー計画」レビュー

「ノート3分割!時短でサクッと振り返り」もいいけれど、一歩進んで目標を掲げ、計画的&戦略的に1カ月を過ごしたい/過ごしてきた人は、「マンスリー計画」レビューに進んでいただきたいです。
これも、私のワーク講座ではよくやっているものですが、先述した「3分割」との違いは、月のテーマや行動計画を事前に決めておく点です。そして月末に答え合わせをする。この答え合わせが「レビュー(振り返り)」になります。
マンスリー計画は、事前に意識を向けるポイントを具体的に決めていくことで、行動に移りやすくなり(つまり実現化が高まる)、それに伴う結果がよく見えるので、PDCAが自然と回ります。

書き方や具体例については、改めてまとめていきます!


「3分割レビュー」は、ポッドキャストでも配信中! 耳でペン活も合わせてどうぞ♪
