こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。
皆さんは、ノートや手帳に「願い事」って書いていますか?
目標というよりは、漠然とした、願い事。
よく、”夢かな系” の手帳やノート術などでは、「書くとかなうよ!!」というフレーズとともに、いろいろな人が、それぞれのやり方を紹介していますね。かくいうわたしも、夢かな系、たくさん取材をしました。
ここはなかなかに深く、面白いので、わたしのブログでも、わたしが実践したものなどを小出しに紹介していきたいなと思っていますが、わたしも取材したり、関連本を読みながら一番気になったのが、書き方です。
願い事を書くのに法則があるの?
「書くとかなう!」は、わかりました。
それで、何?? 現在形とか過去形とかいろいろあるの??
書き方は皆さん、ひとつじゃないのね??
と。これ、すごく不思議でした。
ただ、読み解いていくに、現在形でも過去形でも共通するのは、「『〜したい』じゃ弱い!」ということでした。
星占いで有名なKeikoさんに至っては、「七夕の願いじゃ全然宇宙に届かない。きっちり意図しないと」と仰るし、アファメーションに精通する服部みれいさんは、「いまある現状がもうそうなっている、ということをイメージするから現在形で書く」とのこと。
ちなみに「新月願い事」は、新月の日にかなえたい願い事を書く(ウィッシュリストを作る)とかなうということで、この日にノートや手帳に向き合うことがちょっとしたブームになったりもしていますが、わたしは、今回、Keikoさんの話を聞いて初めて、この新月・満月は腑に落ちたというか、素直に「ちょっとやってみたい!」と思いました。(結構ちゃんとやったので、これはまた別項でレポします)
月間プランニングで「意図する」
さて、話は変わって、わたしの手帳です。
ウィッシュリストやかなえたい願いということからは少しズレるかもしれませんが、わたしが、新月でも満月でもなく、月末月初に必ず書いているのが、EDiTのインタビュー記事でも紹介しました「月間プランニング」です。
右側が、かなえたい願い、ということにもなってくるのかもしれませんが、もう少しプランに近い、現実的なモノに落とし込んでいて、それこそ、Keikoさんがいうところの「意図」に近い。「こういうふうにしたい」という夢(願望)と目標が入り混じったようなものを書いています。
月間プランニングページは、その名の通り、「その月のプラン」。つまり、この1カ月をどういうふうに過ごすかというところに集中するので、願望も月決めして、「この月はこうなったらいいな、こうしようかな」というのを定めて、自分の気持ちを持っていくように書きます。
棚ボタを期待するというよりは、意識を向けることでしっかりキャッチする、そういうイメージです。
過去形で書いてプレッシャーをかける
だから、月間プランニングは、過去形にしました。目標に近いと考え、「すでに達成したこと」というていで書くことで、自分にゆるく圧をかける。
中には、「いい出会いがあった!!」なんて自分では到底コントロールできないようなことも書くけれど、こう書くと必ず、不思議といい出会いがちゃんとあるんです。ほんとうに、これ、不思議!
人と人との出会い、それは自分自身の在り方によって、大きく変わってくると思います。自分から逃げないで、ちゃんと、じっくり、時間をかけて付き合っていくことで、見えてくることはたくさんあって、自分が心地いい状態でいると、まわりもそういう心地よさが伝播して、心地いいつながりがどんどん広がっていく。
自分が意図して行動することが大事
願い事、かなえるのは、確かに時の運もあります。
でも、その運をつかめるかどうかは自分にかかっている。
それ以前に、まず、自分が何を願っているのか、どこに向かいたいのか、それがわからないとチャンスがきてもチャンスってわからないから。
だから折々で確かめる。わたしは、手帳やノートをめくりながら、行きつ戻りつ確かめて。
結局は、現在形でも過去形でも、意図して進むことが大事、なのかも。