こんにちは、ノート研究ライターのeyecoです。
わたしにとって、”書くこと” は、仕事です。
求められて、書く。
ありがたいことに、そうやって、生きてきました。
そしていまは、そうやって、生活できています。
どう書くか、何を書くか。
それは、仕事によってバラエティに富んでいるので、
一つひとつの仕事に、じっと耳をすませるようにしています。
特に、わたしは、人と対話するのがすき。
ありがたくも、インタビューの仕事を多くいただいていますが、
じっと聞き入って、目の前の人が発する言葉の温度を感じながら、
たくさんの中から選ばれた言葉を拾い集めながら、
音声で流れていた物語を、文字にするのがきっと好きなのだと、
近頃、つくづく、思います。
そしてそれに、やりがいも感じています。
しかし、仕事は、慣れたときがこわい。
頭のフィルターが勝手に作動して、
都合よく解釈したり、相手が伝えたいことを最後まで聞かずに、
誤認したり、思い込みで突っ走ってしまいがち。
何度それで、痛い思いをしたことか。
特に、インタビューでは、どんなに下調べをしていても、
相手がしゃべり出す前に、こちらから先回りしてあれこれ知ったふうに振る舞うことはしないように、と肝に命じています。
緊張をほぐしたり、口元をゆるめていただけるような場づくりをするのは、
大事なので、そっちの方が、わたしにとっては重要なミッションで、
欠かせない作業ではあります。
だから、自戒をこめて。
失敗したなぁ、と思ったときは必ず、
ノートに書くようにしています。
このノートの内容は、”書く” こととは直接関係ない仕事でしたが、
完全にわたしの油断がアダとなった、手痛いチョンボ記録です。
最初は緊張して、石橋を叩き割るくらい慎重に確認、
行動にも余裕すぎるくらい余裕を持って動いていたのに、
一通りこなして、2巡目に入ったら緊張が緩み、チョンボする始末。
3巡目の戒めをこめて振り返り。
こうやって書いても、またポカしちゃったりするのですが、
それはそれでいいのです。
また書けばいい。
ミスのランク付けをして、
絶対に犯してはいけないミスだけはしないようにする。
それできっと、いいのですから。