こんにちは、ノート研究ライターのeyecoです。
みなさんは、理想ってどんなふうに考えますか?
よく、ノート術や手帳術でも、「理想の○○は?」と書くような提案があったり、将来設計を「理想」を盛り込んで立てる、というものもありますね。一方で、理想って口にすると、「所詮、理想は理想、叶わない夢」みたいな、ふわふわしたものにも感じ、どこか諦めモードで「〜だったらいいんだけど」なんて語ってしまうものもありませんか?
わたしも、どこか理想ってふわっとしていて、夢見がちなイメージがあったのですが、3年前にお会いした、この方へのインタビューで「理想」に対する思いが変わりました。
サイボウズ株式会社代表取締役社長・青野慶久さん。
私自身、「仕事」や「働き方」というテーマには強い関心があり、青野さんが書籍の中で提言されている”100人100通りの働き方” にも共感を覚えました。しかし、そこにたどり着いた思いや、ご自身はワークとライフのバランスをどのように保っているのか、また、ゴール(目標達成)の設定や向かい方などをどのように考えているのかなど、知りたいことがたくさん。
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様々な、仕事、そして生き方のTipを語っていただき、充実のインタビューでしたが、中でも、強く響いたのが、青野さんの「理想」とのつきあい方、考え方です。
●常に「理想」を考えながら動くこと
5分先の行動でも 「理想」をもって動くことがとても大事。「どういうふうにしようか」いいイメージを持って取り組んでみるという心構えで空気や流れが変わる。
●「理想」は上下にアジャストできるようにすること
掲げた理想は「無理」と思ったら下げる。理想は、いつでも上下できるような柔軟性が必要。最初から高い目標設定をして管理する期間や達成までの距離を長く取るよりも、理想を上下させしながら、段階を踏む。
●絶対に失敗しちゃいけないミスだけをしないようにすればいい
自分の人生を左右するような失敗以外は、”大したことではない”。それよりも、何をしたいのかどうなっているといいのかという理想をはっきりさせることのほうが重要。
何か1つやるにも理想を持って、という信念を貫き通す強さが、ワークだけじゃない、ライフのゆとりにもつながっていくのだろうなと感じました。
理想は叶わない、じゃなくて、まずは手の届く場所に動かす。
小さな理想を積み重ねて初めて、山頂へのルートが見えてくる。
そう考えると、理想は生き方そのものなのかもしれないですね。
インタビュー取材では、様々な人にお話を伺いますが、まず、ブレずに自分軸で生き、成功している人は必ずと言っていいほど、ノートやメモを取る習慣があります。
アナログの手書きノートに限らず、デジタルで記録していく人も多いですが、遡るとノートの道は通ってきている。それは、青野さんもそうでした。
やっぱり、書くって大事。
久しぶりに記事を読み返して、改めてそう感じています。
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