ノート術・手帳術

タスクみじん切り

こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。

 

今週は、先日の手帳ワーク講座で出た質問や伝えきれなかった補足情報を中心にUPしています。フォーマットについては、ざっくりと3つクエストしてみましたが、他にも応用パターンがいろいろあります。あれこれ使ってみて、「いまはこれかな?」というのを探し出すのも楽しいもの! ぜひ、ライフスタイルやフィーリングに合ったものを見つけてみてくださいね^^ そして次回のワーク講座で、わたしにもぜひぜひ、教えてください! 楽しみにしています!

 

さて、きょう補足でお伝えしようかなと思うのは、タスク管理、「TODO」について。

 

ワーク講座でも「タスクを『WANT』中心に、ルーティーンやマストなど、4分割に仕分けする」ということをやりましたが、TODOにブレイクダウンするときに、ふわっとしたものから具体的なものまでバラけて出ることがあります。

 

例えば、わたしだったら「原稿納品」がゴールだとすると、TODOが「原稿を書く」ってなるのかな? とか。実際に、この「原稿を書く」の中には、インタビュー取材の場合は「レコーダーの音源をパソコンに移す」という作業から「書いた原稿を推敲する」ということを経て、「担当者に納品」で完了します。「原稿を書く」というひとことの中に、いくつもの ”やること” が細かく入っているんですよね。

 

これは、以前、「あな吉手帳」考案者の朝倉ユキさんを取材したときに、「そうか!ふせんか!!」と気づきました。その時は、”ふせん術” をテーマに構成した本だったので、ふせんを使っていかにスムーズにTODO管理をしていくかというワザを伝授いただいたのですが、まさに目からウロコがボッタボタでした。

 

↓↓ その時取材した内容はこちらに掲載されています^^ ↓↓ 

夢をかなえる! 私のふせん術 (e-MOOK)

夢をかなえる! 私のふせん術 (e-MOOK)

 

 ★料理研究家でもある朝倉さん、TODOの細分化について料理を作る手順で解説頂いたのですがそれがとってもわかりやすかった! 取材の後で朝倉さん愛用のふせんを買いに走りました、わたし笑

 

タスクをTODO化するときは、具体的な作業、つまり手を動かすことをイメージすると出しやすいです。例えば、「アイデアを考える」はTODOに落としにくい。でも、「アイデアを3つ書き出す」だと具体的な作業になる。けれども最初から細分化して出しにくいものもたくさんあるので、まずはざっくりと考えます

 

ちょうど、今月半ばにわたしは「きのこを使った薬膳がゆを作る」というミッションが発生したので、このタスクをTODO化してみます。

 

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左から右に細かくなっていくTODO

 

一番左が、ゴールです。このゴールから作業に当たる部分を整理します。

 

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大きく2つ

 

この2つをやって、ゴール(完了)となります。ここに至るまでに発生する作業を出していきます。

 

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上の3つが「作る」に付随する作業、下は「投稿」に至るまでの作業

 

この一番細分化されたものを、手帳に貼っていく。何を、いつ、どのタイミングでやるか、ということです。作業時間が読めなかったり、着手前に完成までのプロセスが見えにくいものほど、一挙一動足かというくらい細かく出してみる。それを1つずつやっていくというのも腰が重い、なんて場合は自分を動かしやすくする一歩になります^^

 

例えば、上のふせんをさらに細かくすると、「メニューを決める(書く)」は、薬膳のテキストを読む→ピックアップする→書く、と3ステップ入れられるし、「スタイリングする」は、一緒に写すアイテムがあるか探したり、下に敷く布はどうするか決めるなど、どんどん出てくるわけですね。

 

いちいちこんなふうに細かく書かなくてもサッと動ける、もしくは、もう慣れっこだから大丈夫! という場合は、もちろん必要ないです。ただ、「この作業にどれだけ時間がかかるか」アタリをつけるとか、「ここ行くついでにこれ消化できそうだな」と効率を考えて動くのがちょっと苦手傾向にあるなら、時間の使い方を考えるちょっとしたトレーニングになるのでオススメです^^ 

 

TODOは書くことで、「やらなくてもいいこと」も見えてくるから、一度徹底的に書き出してみるというのもいいですよ!