こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。
9月14日【満月】にノートのワーク講座を開催しました!
ノート講座は、4回目になります。ひとりでノートに向き合い続けていた時は気づかなかったことや、より比重をおきたいところなどが、講座をやることによって、どんどんクリアになってきています。そして、一人ひとり、また状況によって、ウエイトをかける部分って本当に違うとも思うので、きちんと寄り添えるようなかたちでできないかと本気で考え始め、模索しながら動いているからだと思います。
わたしがノート使っているのは、自分自身との対話の重要性を強く感じ、それによって確実に、「変わる!変われる!広がる」を実感しているからです。
ノートは、生きるため
わたしがノートに向かい続けるのは、極論いえば、生きるため。もがいたあとがそこかしこにたくさんあります。うまくいかないとき、モヤモヤが止まらないとき、どうしていいかわかんなくなっちゃって途方にくれたとき、どうにか答えを探し出そうとネット検索がやめられなかった日々。知恵袋や人の体験談から自分と同じようなシチュエーションを見ては、解決策を人の中に求めてブレブレになっていたこと。自分の意思だけではどうにもならない状況下にいるときほど、思考が停止し、感情が崩壊して、動けない。自分ではなく、周りがこうして欲しいと思っているからこうした方がいいんじゃないか、とか、視点が他人任せな方向にスライドして、ひどい場合は、責任転嫁。そんな状況から脱したい、自分が、本当はどうしたいのか、自分自身の声をちゃんと聞くこと。それができるのとできないのとでは、まったく変わってくるんですよね。
森先生の本にこう書いてあってドキリとした過去のわたし
“検索しても解決策はない”
検索できるものは、過去に存在した情報だけだ。知ることができるのも、既に存在している知見だけである。しかし、自分の問題を解決する方法は、自分で考え、模索し、新たに編み出さなければならないものなのである。自分の生き方に関する問題は、どこかに解決策が書かれているはずがない。検索しても見つかるはずがない。どんなに同じような道に見えても、先輩の言葉が全面的に通用するわけでもない。自分で生きながら、見つけるしかないのである。
『「やりがいのある仕事」という幻想』(森 博嗣著/朝日新書・朝日新聞出版)
夢をかなえるノートは土壌作り8割
わたしのノートは、自分を知るための洗い出し作業、デトックスに時間をかけて、いい土壌(土台)づくりをします。そうしないと、いくら夢だ、理想だ、といったところで砂上の楼閣状態になっちゃうからです。
これって、ひとりでもゾーンに入ってこなせる場合と、いくつものメンタルブロックが発動してうまく引き出せない場合と、いろいろなんですよね。だから、場所とか機会ってとても大事かもしれません。「ここに来た時は書くぞ!!!」と。
書いて、話して、整理する
「ワーク講座」としているのは、参加者のみなさんにたくさん書いて、その場でシェアしていただくからです。「頭で考える前に手を動かして書く!」を実践するために、カンタンなジャブから始まって、どんどんタフなワークになっていきます。自分自身にあれこれ問いかけて、最終的には「自分の本気を引き出す!」というところまでいく。これが自在にできるようになったとき、本当に「変わる!変われた!」を実感するんです。すべてが、うまく回り出しますから!!!
このワーク講座がきっかけになって、ノートとのお付き合いを続けていただき、ノートが一番の味方になるような積み上げ方をしていけば、もう大丈夫です。
大丈夫じゃないときも、積み上げたノートを見て、またそこから積み上げていく。書く体力と自分自身を根っこからつかめればもう、打開の仕方がわかってくると思います。
わかんなくなっちゃったらまたノートを見ればいい。自分の筆跡がいろんなことを教えてくれます。
わたしの大好きな、ヤマザキマリさんの本の一節をもういちど。
だいたい、はなっから「自分はこういう人間です」なんてわかるわけがないんです。わかっているつもりでいるなら、それはたぶん「これまでの自分」に過ぎない。自分なんてものは、そうやっていろんな経験をするたびに、どんどん上書きされて、更新されていくものなんじゃないでしょうか。
だとしたら「私って、こうだから」とやる前から自分の枠や限界を決めてしまう必要もない。その時、その時に、自分がやれることをやってみればいい。
『仕事にしばられない生き方』(ヤマザキマリ著/小学館新書・小学館刊)より引用抜粋
またお会いしましょう!!
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