こんにちは、ノート研究ライターeyecoです。
「わたしが広がる!ノートでわたし作り講座」、週末に3回目が終わりました! その模様などは近日中にこちらでレポしたいと思いますが、本日は、スケジューリングの話を。
終わらないタスク、どうしてる?
仕事や家事、勉強など毎日やることが満載。減るどころか増えていく一方な予定やタスクに対応するのに精一杯という状況、これっていつまで続くんだろう。。。。そんなふうにふと、頭をよぎること、ありませんか?
瞬発力で乗り切るを繰り返すと苦しくなる
短期スパンの場合や、ゴール&目標が定まっている場合は、そこに向けて瞬発力を上げながら一心不乱に向かうこともできるとは思いますが、慢性的な忙しさから抜け出すとなるとなかなか至難の技、、、、というか、体力と思考力が消耗されきった状態で未来のことを考えるのは正直ムリな話です。5分先だってムリ。わたしはムリ。厳しい。
わたしが好きなドラマの1つで、連日Amazon prime videoで観ている『グレイズアナトミー』。緊急状態に陥った患者を救うため、処置室やオペ室で、状況に合わせてドンドン手を動かし対応するドクターを眺めながら、ああ、余白が大事、と思った次第。そう、なんだかんだ命がかかっていない限りは、余白はあってしかるべきものだと。
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目の前の仕事(作業)に全時間注入
わたし自身、つい、目の前のことに気を取られがちで、フリーランスとして働いているからか、目の前にある仕事に持てる時間は全部注入するというような時間や頭の使い方で何年もやってきました。見直したいなと思ったのは、時間の使い方です。1案件ごとに「納期」があって、締切から逆算して作業をするようなことが、本来はできたはずなんですが、気分と勢いで動いていたわたし。「いまノっちゃってるから!」とか、「どうにも気になる!」とか、そういう気分とガッツでワーッと勢いで作業をするところがありました。おかげで、仕上がりも早く、喜ばれることもしばしば。
一見、すごくいいことのようですし、早いのはお互いに助かる面も多々あります。早く終われば、わたしはまた次の案件を迎える準備ができるし、すでに持っている場合は、それにすぐ取り掛かれる。予定よりも早く提出すれば、先方も「こんなに早くできるんだ!」と喜んでもらえますし、自分の能力やポテンシャルの高さを評価してもらえるんじゃないかと期待する気持ちもわきます。とにかく「すぐやっちゃおう!」と仕事が入ると目の前の作業やできること、に、没頭していました。
立ち止まってテコ入れした結果回り出した良質なサイクル
しかし、一方で気づいたことがあります。1つに没頭するということは、それだけ他の時間を食っているということ。納期と予算に圧がかかっているものであれば、それなりの対応を迫られることはありますが、こちら側も、どんどん苦しい状況になっていきます。極端なことをいえば、「もっと早く、こないだこれをこの早さだったんだから、納期縮めてもできるよね?」という新たなプッシュがかかり、じわじわとハードルが上がっていくようなノリです。
クリーニング屋さんでも郵便でも、急ぎの場合は「お急ぎ料金」がプラスされるわけで、最初の約束よりも「作業量増し&短納期」になるなら、見直しが必要。それを遂行するのに労力や時間をさらに確保しなくては苦しい状況というのが明白なら、なおさらなのですが、それを交渉もなく要求されるままに「1人でできる!」と相談もせずやってのけてしまうと、どんどん自分を追い詰めることになっていくのですよね。これ、有能な人ほど、陥りやすい側面かもしれません。
さらに怖いのが、結果、ジリ貧というか、同業者の足を引っ張ることにもなりかねなくなります。それはその人が引き受けた時点で「ムリ目な要求→いけた!→スタンダードな発注」に変わり、他の人に打診する場合の基準になっていったりもします。「あの人はこれをこの条件で受けたよ」と。
ここで、立ち止まって考えるべきなのは、「じゃあ、自分ならどうするか?」なんですよね。目の前の不安から、また、「いつものルーティーン」から、要求された仕事や作業を詰められるだけ詰める、没頭する、とにかく終わらせることだけを目標にする。そんなふうに過ごしていくと、その日その日をやりくりすることだけに気持ちが、頭が、行動がとらわれてがんじがらめになってしまう。
だからこそ、2割。忙しくても、2割の余白を設ける。「毎日やりたいことを2割ねじ込む」です。「これが終わったら」「ヒマになったら」なんてことは考えない。ヒマになってしまったらまず、生活できなくなっちゃうんですから、わたし(汗)。そして「『これが終わったら』絶対に次が来る」ので、お声がけいただいたことにはきちんと、真摯に検討して、対応していきたい。そのためにも、余白時間に「どうしていくか」「何ができるか」「どうしたいか」を考えて動けるよう準備したい。「ただ、手を動かして作業をこなす」ことに忙殺されず、ちゃんと先を考えてやりたい、そんなふうに思って動き出したら、すべてのサイクルがいい方向に変わってきました!
まずは、「ムリ」と感じる部分から整えていく。
そんなふうに考えたこと、続きは明日のPOSTで書きます。
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